2007.11.05 ルービックキューブ第4回世界大会 結果発表!

2007年10月5日(金)・6日(土)・7日(日)、ハンガリーの首都ブダペスト、ノボテル・ブダペスト・コングレスにて立体パズル、ルービックキューブの第4回世界大会が行われました。今年は1982年の第1回ルービックキューブ世界大会から25周年を記念してルービックキューブの生誕の地であるハンガリーが会場に選ばれました。世界中でルービックキューブの人気が再熱している今年の大会では、世界33カ国より、下は6歳、上は64歳まで、263名の参加者が、ルービックキューブの技を競いました。

並み居る強豪を抑えて、中島悠(なかじま ゆう)選手(北海道釧路市在住・16歳/釧路工業高等専門学校2年)がメイン競技である3×3×3(一面に9個のキューブがあるルービックキューブ)部門で12秒46の成績で優勝しました。
また同部門3位には郡司光貴(ぐんじ みつき)選手(茨城県つくば市・15歳/土浦日本大学高校1年)が入賞(平均13秒05)。2選手はルービックキューブの発明者、ルービック氏(ハンガリー出身)からカップを受け取り表彰台にたちました。また5×5×5部門では大艸尊之(おおくさ たかゆき)選手(大阪府東大阪市在住・19歳/産業技術短期大学2年)が3位入賞。またその他にも、弱冠7歳で出場した湯本美貴(ゆもと よしき)選手(東京都北区在住・7歳)は、自己ベスト14秒28の記録をたたき出し、最年少でセミファイナルに進出という快挙を成し遂げ、会場中にあたたかい拍手をまきおこしました。
中島選手、郡司選手、大艸選手は7月に行われた日本大会の上位入賞者として招待されての出場。今大会には、門戸良介(もんど りょうすけ)選手(大阪府枚方市在住・23歳/大阪工業大学大学院2年)ほか過去最多の計14名の日本人が参加しました。

※ 本大会でおこなわれた6面の色をそろえる速さを競うスピードキュービングという競技には、一般的にルービックキューブと言われている3列×3列×3列(一面に9個のキューブがあるもの)のキューブのほかに、2×2×2、4×4×4、5×5×5のものがあります。またさらに片手、目隠し、目隠し複数、足、最小手数など、より難易度いものや、ユニークな種目も。


http://www.rubiks.com/
日時予選 2007年10月5日(金) 現地時間午前8時~
予選及び1回戦 10月6日(土) 現地時間午前8時30分~
準決勝・決勝 10月7日(日) 現地時間午前9時~ 
■会場 ハンガリー・ブダペスト/ノボテル・ブダペスト・コングレス
■主催 WCA (World Cube Association 世界ルービックキューブ協会) 
■参加者 世界33カ国 263名
■参加者出身国 アメリカ合衆国、カナダ、メキシコ、イギリス、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、 ノルウェー、オーストリア、スイス、スペイン、ドイツ、フランス、ベルギー、イタリア、ギリシャ、チェコ、 オランダ、ハンガリー、ポーランド、リトアニア、ルーマニア、セルビア、スロヴァキア、インド、韓国、中国、日本、インドネシア、イスラエル、オーストラリア、ニュージーランド、ブラジル (順不同)
■最年少参加者 6歳(オランダ)
■最年長参加者 64歳(オランダ)
■種目 スピードキュービング(6面を揃える速さを競う)
→順位は5回計測のうち、ベストとワーストを除く3つの平均タイムにより決まります。
目隠し競技(目隠しの状態で6面を揃える速さを競う)
目隠し複数競技(目隠しの状態で6面を揃える速さを競う)
片手競技(片手だけで6面を揃える速さを競う)
足競技(足だけで6面を揃える速さを競う)
最小手数競技(6面を揃える手数の少なさを競う)

・キューブの種類は、一般的な3列×3列×3列(一面に9個のキューブがあるもの)のほかに、
2×2×2、 4×4×4、5×5×5があります。
・3×3×3のスピードキュービングの優勝賞金は、5,000ユーロです。

日本選手に関して

中島 悠選手
記録:3×3×3部門優勝 12秒46(Avg)

Q.今のお気持ちは?
「すごいうれしいです。率直にうれしい。
優勝が決まった瞬間は 何も考えられなくて、とにかくうれしかった。」

Q.勝因は?
「3×3×3に絞って練習してきたからだと思います」

Q.速さの秘訣は?
「指のスピードだと思います」

Q.ルービックキューブをはじめたきっかけは?
「2005年の世界大会(アメリカ)をテレビでみてはじめました」

Q.賞金5000ユーロの使い道は?
「まだ決められないです」

Q.練習はどのくらいしているのか?
「ルービックキューブを練習しているのは、大体毎日5時間程度です。」


群司 光貴選手
3×3×3部門 第3位入賞 13秒05 (Avg)

「自信はあったので必然的な結果だと思います。スピードキュービングは2年前に
テレビでやっているのをみてはじめました。ルービックキューブは趣味のひとつとしてやっていきたいです。」


大艸 尊之選手
5×5×5 第3位入賞 1:50.46(Avg)

「世界大会の舞台で3位になれてよかったです。今回自分の世界記録は抜かれてしまったので是非また塗り替えたい。
ルービックキューブは考えて楽しめるから好きで、また僕にとっては自分への挑戦でもあります。
5×5×5部門の限界まで挑戦したいと思います」


湯本 美貴選手
3×3×3セミファイナル最年少出場者 自己ベスト14秒28

「もっともっと早くできると思う。目標は3秒くらい(本人談)」
「ルービックキューブは懐かしくなって買って、置いておいたら息子がはまってしまって。
まさか世界大会なんて・・・という気持ちです。(お母様談)」


ルービックキューブ(3×3×3)

1位:中島悠(なかじま ゆう) 11.50 13.43 14.38 12.16 11.78 Avg.12.46

2位:Andrew Kang(USA) 15.33 15.18 11.90 10.88 12.06 Avg.13.05

3位:郡司光貴(ぐんじ みつき) 12.66 16.50 12.41 12.61 13.88 Avg.13.05

5×5×5

1位:Matyas KutiWR(Hungary) 1:46.65 1:46.78 1:43.69 1:44.88 1:43.68 Avg.1:45.07

2位:Frederick Badie(France) 1:48.50 1:46.28 1:47.84 3:43.68 1:53.36 Avg.1:49.90

3位:大艸尊之(おおくさ たかゆき) 1:50.65 1:52.58 1:59.77 1:48.15 1:47.6 5 Avg.1:50.46

ルービックキューブ(3×3×3)最小手数

1位:Zbigniew Zborowski(Poland) 35手

2位:Piotr Kozka(Poland) 37手

3位:田渕雄夢(たぶち ゆうむ) 37手

本大会のすべての記録は、下記のURLにてご確認いただけます。
http://www.worldcubeassociation.org/results/competition.php?winners=Winners competitionId=WC2007

1980年7月25日の発売と同時に大ブームを起こした立体IQパズルゲームの元祖「ルービックキューブ」。
インターネットを通じて解法がひろく共有されたこともあり、スピードキュービング競技を中心に世界でルービックキューブの人気が
再度高まっており、特に日本では(発売元:株式会社メガハウス)、販売個数が増加しています。
6面の色をそろえる速さを競う「スピードキュービング」の競技人口は、世界で500万人以上と言われています。

過去の3回の大会は、
1982年 ハンガリー・ブタペスト
2003年 カナダ・トロント
2005年 アメリカ・フロリダ
でおこなわれました。
次回の世界大会の予定は未発表です。

■ 関連LINK
・公式世界ランキングなどのHP
・日本ルービック協会
・世界大会についてのHP
・本大会の記録